お酒の履歴書
酒蔵では活気がみなぎる2月の下旬頃、蔵の奥に置かれている桶には今年の麗醸が仕込まれています。白く細かい泡が表面を覆い、その奥の方から呼吸する音が聞こえてきます。
決していそがず、ゆっくりと、静かに仕事をしております。
酒米 美山錦の米からくる豊かな味をうまく引きだしながらも、べったりとはせず常にマイペースを保っています。
緊張感をもちながらの自然体での活動。甘み、旨味、酸味、渋み、苦みのバランスを整えながら、少しづつ香りを生み出しています。
1ヶ月ほどの時間を経てようやく酒になりました。
6月3日の試飲、まずは以外に香りが高く、口中、華やかになります。いろいろな味がやってきて飛び跳ねますが、それぞれがステップの調和をとっているのでとても楽しいのです。
跳ねた後も皆、おそろいで喉をかけぬけていくのであとが残らないのです。
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